まずは、標準のカラープロファイル（color.dat）というファイルがあるかどうかを確認してください。color.datは、「現在のユーザーデータフォルダ」にあります。以前のバージョンからアップグレードした場合には、defdataフォルダ内にありますのでそれをコピーしてください。「現在のユーザーデータフォルダ」は、『お忍びランチャー。』プログラム（oshinobi.exe）が存在しているフォルダ内の「userdata」フォルダのさらに中にある現在のログインユーザー名が付いたフォルダを指します。ここには現在のユーザーのランチャー設定が保存されています。Ver.1.2.0からはランチャーの忍ボタンをCtrlキーとShiftキーを押しながら左クリックすることで簡単に開けるようになりました。

color.datを設置すると、『お忍びランチャー。』の動作設定ダイアログの全般タブ内にある「カラープロファイル名」の一覧から多くのプロファイルが選択できるようになるのを確認してください。カラープロファイル名の選択を変更した瞬間にランチャーの色が変わります。（蛇足ですが、動作設定ダイアログが邪魔で見えないと思いますので移動して確認してください。）

つづきまして、color.datの中身を見ていきたいと思います。エディタと呼ばれる種類のソフトをお持ちの方はエディタで開いてみてください。お持ちでない方はnotepadで開いてください。（エディタやnotepadの使い方につきましては、ご存じのものとして進めさせていただきます。）
すると以下のような記述がいくつも並んでいると思います。

この固まりを定義してあげることで、お好みのカラープロファイルを作成することができます。この固まりが1つであれば、動作設定ダイアログのカラープロファイル名のリストにはデフォルトカラーを含めて2つのカラープロファイルが表示されることになります。ですので、お好みのカラープロファイルを追加するにあたって標準のカラープロファイルが不要であれば全て削除して構いませんし、取っておいてお好きな位置にお好みのカラープロファイルを追加しても構いません。ただし、既存のカラープロファイルの固まりを途中で分断しないようにしてください。

最初の大括弧で囲まれた部分がカラープロファイル名です。この名前が動作設定ダイアログのカラープロファイル名の選択リストに表示されます。大括弧は半角にしてください。カラープロファイル名は全角でも半角でも構いません。

以降の　〜=xxxxxx　は、ランチャー内の部位と、その色を表します。文字はすべて半角です。色はR（赤）2桁、G（緑）2桁、B（青）2桁の並びの16進数6桁です。必ず6桁で指定してください。また、部位名と=（イコール）、=（イコール）と色指定の間にスペースを入れないでください。部位の順番はどのような順番でも構いません。

ランチャー内の各部位の内容は以下の通りです。

上表のうち太字で示される部位は外観に大きく影響を与えます。全ての部位を指定する必要はありません。指定しなかった部位はデフォルトカラーとなります。